固定資産税と都市計画税について②
- MONEY
- 2017-10-30
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次に固定資産税の解説をしていきます。
固定資産税とは….
土地や建物を持っている人すべてに掛かる税金のことです。
つまり、場所代(ショバ代)ですね。国もヤクザまがいのことをするもんです。
固定資産税がなぜできたのか
それは、昔の地租というものが起源でした。
みなさんは、むかーし税金は何を基準に税金が徴収されていたかはご存知ですよね?
せーの!
米ッ!
そう米です。
昔は税金(年貢)は米を売ったお金で徴収していました。
米は毎年一定の収穫量ではなく、豊作の時もあれば不作の時もあります。
もちろん不作だからといって年貢の徴収額が減る訳ではありません。
したがって当時の農民は納税どころか、食べることすら出来なく、餓死者まで出ることもあったそうな。納税は米を売った金額で納税していたので米価でした。
書いていると長くなるので割愛しますが、つまり
固定資産税を導入することで、政府としては毎年決まった税収が見込める。国民としてはあらかじめ米価ではなく地価に対しての納税をすればいいので米価より負担が軽くなったということです。
固定資産税のなりたちはこんな感じです。
少し話が脱線しましたが、本題に戻りましょう。
さて、何から何まで課税対象かというと決してそうではありません。
詳しくは下に書きますのでご一読を
※固定資産税、都市計画税ともに、固定資産課税標準額が、土地30万円未満、家屋20万円未満の不動産は課税対象になりません。
つまり、税金は掛かりません。
またマンションやアパートを賃貸で住んでいる場合は、固定資産税の対象になりません。
賃貸に出している物件の持ち主、すなわち物件の所有者が固定資産税を支払うことになります。
非課税なのはこんなところですね
ここかは固定資産税がどのように算出されているのか、税率はどうなっているのか見ていきましょう。
基本的に固定資産税の計算方法は、固定資産税の評価額に標準税率の1.4%をかけた金額になります。
つまり固定資産税の評価額を算出する必要があります。
固定資産税の評価証明書が必ず必要になります。
固定資産台帳という言葉を聞いたことはありますか。
ちょっと小難しい話になりますが、固定資産税を評価するのに必要なのが固定資産課税台帳です。
また固定資産税を決定する基準の路線価は総務大臣が決定しています。
あまり多くの情報を書いてしまうと、いろいろ混同してしまうと思うので、固定資産税はここまでにします。
減税措置や詳しい評価方法は、後述するので暇な時にでもご一読頂ければと思います。補足程度に知っていればオーケーです。
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