人気が出てきた中古市場
- BLOG
- 2019-07-21
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新築住宅の高騰により中古住宅に目を向ける人が多くなりました。特に首都圏のマンションは今なお高騰が続いております。
東日本不動産流通機構の「首都圏不動産流通市場の動向(2018年)」によると
--------------------「主な内容」--------------------
■中古マンション
・成約数は4年ぶりに前年を下回ったが、3年連続で37000件台の高水準
・成約物件㎡単価は6年連続で上昇し、6年35.1%上昇
・成約物件価格も6年連続で上昇し、3300万円台
・新規登録件数は2年ぶりに前年を上回って過去最高、㎡単価・価格ともに5年連続で上昇
■中古戸建住宅
・成約件数はわずか減少、2年連続で前年を下回る
・成約物件価格は4年連続で上昇
・新規登録件数は2年連続で前年を上回る、物件は3年ぶりに下落
■新築戸建住宅
・成約件数は4年ぶりに前年を下回る
・成約物件価格は3年ぶりに下落
■土地(100~200㎡)
・成約件数は前年を上回る
・成約物件の㎡単価・価格はともに3年連続で上昇
---------------------------------------------------------
中古市場がいかに伸びて、活気を増していることが分かります。
中古市場が伸びているいる要因として、中古マンションの性能向上にあると考えられます。
2000年前後、首都圏を中心に新築マンションが大量供給されましたが、その2000年には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が施行され、10年間の性能保証制尾が義務化され、任意とはいえ「住宅性能表示」制度がスタートした年でもありました。
それから15年以上経過し、その当時に購入された方達のライフステージの変化などにともなって、マンションを売却する人が増え、市場に住宅としての性能が高い物件が増加、人気が高まったといえます。
またその他に、中古物件は駅近など立地の良い物件が多く、リフォーム技術の進歩によってお金をかければライフスタイルにあった自分たちだけのお部屋を作り上げることができるようになったことも要因ともいえます。
首都圏の中古マンションには高い需要がありますが、一方中古一戸建ての成約件数は低水準が続いています。
東日本不動産流通機構「築年数からみた首都圏の不動産流通市場(2018年)によると新築当初はマンションの方が資産価値が高いですが、築年数が長くなると一戸建てとの差が縮まり、築21年から25年頃になると資産価値は逆転します。
この点を前面に打ち出していけば、中古一戸建に目を向ける人たちが増えてくるのではないでしょうか。
戸建は言うまでもなく、土地がついてくるので建築基準法を遵守するれば自由に増改築や建て替えができ、売却もしやすくなります。
ただ、築20年位では、価格がそこまで下がりきっていない為、建替えとなると解体や建築費用を考えると、新築建売などには価格の面で負けてしまいます。
築20年~25年あたりの一戸建を、リノベーションでどう再生するか、新築よりも魅力あり物件にできるかが課題となります。一戸建てのリノベーションは、マンションに比べてハードルが高く、費用が高くなるケースが多い為、弊社としても安心で素敵なリノベーションかつ低予算でご提供できるか!資材や設備、素材などコストを抑える工夫を日々模索しております。
現在、中野区の一戸建をリノベーション中です!
コンセプトは
「SURF HOUSE」
乞うご期待!!
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